食は命なり

私には二歳違いの姉が一人います。

かれこれ二十数年 海外生活をし、十年ほど前に帰国して今は東京の世田谷に一家で住んでいます。

電話ではちょくちょく長話をするのですが、珍しく「来週に貴女の家に遊びに行きたいわ。生まれ育った場所や
 
幼友達の家なども見たいから」というので先日、逢うことになりました。

私は場所こそ離れてしまいましたが、生まれ育った街に住んでいるのです。なので姉は私の住んでいるところ

が懐かしいのでしょう。

小学生の頃の遊び場だった神社に行ってみると(私はちょくちょくラブを連れて来るのですが、ノンビリ散策は

初めてでした。)そこはもうすっかり秋の気配。

小さい頃も菊の品評会をやってたっけ。

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これは「天然記念物」に指定された「大銀杏」
何本もの樹が束になって太く育っています。
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昔は広く感じた道も 今、通ってみるとなんと細く感じられることか。

「ココが○ちゃんの家があったところだわ」
「あそこはまだお兄さんが継いでいるのね」

そんな懐かしい話をしながら道に迷ったりして 脚本家の水木洋子さんのお屋敷に着きました。
この日は見学の人もいなくてゆっくり観ることが出来ました。
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そんな懐かしい街を散策すること3時間。

我が家でお昼を食べながらおしゃべりしていて「お姉さんがこの街を散歩したいなんて一体どうして?」と質問してみました。

実は姉は長年の海外生活での食生活が元で、数年前から糖尿病を発症していて、昨年 網膜が傷つき、手術をしたのです。

「片目の視力がなくなりつつあってね、今ならまだちゃんと見えるし、そんなうちにしっかりと昔の街を脳裏に収めておきたかったの」

と言うのです。

我が家には糖尿病の血統はありません。

ですから姉の病はまさに食生活が原因としか言いようがないのです。
本人もそれは承知です。

子育てに忙しく、アチコチを精力的に飛び回って、且つホームパーティーを毎週のように開いている主婦には
食べることが唯一のエネルギー源なのでしょう。
私も一ヶ月ほどロンドンの姉のところへ 子供連れで滞在したことがありますが、義兄の仕事の関係で殆ど毎夕 ホームパーティーが開かれ、デザートには大きなケーキが登場していました。
「これでもか、これでもか と頂いた後に あんな大きなケーキやフルーツをペロリと平らげる外人さんのお腹の中は一体どうなっているのかと不思議に思ったものでした。

(でも姉は決して太ってはいません。むしろ私より体重は軽いのです。)

やはり若い頃食べていた食事の種類は 日本人の身体には合うものではなかったのでしょう。



今、私もこの年齢になってみると、「若い頃食べたかったものが今は食べたくない」、とか要するにコッテリ系からアッサリ系に移行しているのがわかります。
それだけ身体が欲していないんでしょうね。

よく 自分の育った場所の食べ物を食べると健康に良いとか地産地消とかいいますよね。

バナナは南国で採れるから南国の人は身体を冷やすよう、リンゴは北国で採れるものでこれは身体を温めるとかいいますよね?

最近の私も「和食」の良さがわかるようになり、進んで調理するようになってきました。

やはり「食は命」ですね。

毎日の食事をあなどらず、大切にとりたいものだと姉から教えてもらった秋の一日でした。
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by kmori3107 | 2009-11-09 16:20 | Comments(8)
Commented by keikomama105 at 2009-11-09 21:36
なんと よく似たお話で ジンときて シュンとなりました(涙)
私も 先日 自分が生まれた町が どうなっているのか 懐かしくて
車で行ってみました(小学校2年生まで母と暮らした場所でした)
西宮市♪灘の酒蔵のあった町 小学校の正門の前に家があったよ
えっっっ!小学校も鉄筋になり正門まで変わってしまっています
道路も 家並みも変わり タバコやさんや畳屋さんが・・・無い!
当然ですよね 半世紀も前に住んでいた場所が元通りにあるわけないです
浦島太郎の心境で 悲しくなって『来なければよかった。。。』と
歳をとるということを しみじみ実感した日でした

『食は命』本当に!そのとおりだと思います
私は 好き嫌いが激しくて 肉も嫌い 野菜も嫌い 魚も嫌い!
子供の頃 何を食べていたのか 病弱でガリガリで・・・ほんまです
結婚して 子供が生まれ 自分の好き嫌いなんて言ってられなくて
なんでもガツガツ食べはじめると 見違えるように健康になり
風邪もひかず(太ってきましたぁ~涙)
日本人は 日本人の食事って 昔からあるんですよねぇ~猛反省
Commented by sarutobietthan at 2009-11-09 21:55
お姉さん、大変でしたね。
やはりお友達のお母さんも同じで、様態が悪くなると手術を又
しなくてはならないそうです。
やはり、糖尿病からです。
糖尿はいろんな影響がありますからね。
まだ、諦めないで食を見直して暮らしていけば
可能性はありますから。
朝の一杯の味噌汁は医者要らずといいますから
出来ることからこつこつと、ですね。
最近、病院に行くことが多いので
薬や点滴、手術などのお世話にならないように。。と思います。
Commented by himawarie-sun at 2009-11-10 07:30
食の大切さ、改めて感じました。
中国では「医食同源」という考え方が昔からあって
体を温める食べ物、冷やす食べ物をみなさんよくご存じのようです。
旬の物をいただくのが、一番体にいい!ってことですね。
うちは、ありがたいことに、みんな健康に育ってくれていますが
父や母は、年齢的なこともあり、お薬のお世話になっています。
今からでも遅くない!
私も自分の体の管理をしっかりしなきゃ!!
Commented by mizutama_k at 2009-11-11 11:52
自分の生まれ育った場所は特別な場所でもありますね。
近くてもなかなか行くことがないのですが、通りかかるといろんな思い出が押し寄せてきます。

食の大切さ、本当にそうですね。
家族の健康を支えるために、もっと栄養学を学びたいと思う今日このごろです。
やはり旬のものを摂ることもいいのでしょうね。
育ったところのものを食べるのもいいのですね。
なんだろ、やっぱり落花生!?
Commented by kmori3107 at 2009-11-12 15:54
☆keikomamaさん
私も小学校には幻滅しました。面影すら残っていなかったわ。
やはり「ふるさとは 遠くにありて想うもの、、、」なのですかね~。

keikomamaさんは好き嫌いを制覇なさったんですね、感心!
母親になると自分の嫌いなものだから、といって献立にのせない
こともなくなりますよね。

最近、世界中で和食が見直されてきていますが、和食って
ホント、身体のためには良いんですね~。身体のためにもっともっと和食中心の献立にするよう努力しなくっちゃ。
Commented by kmori3107 at 2009-11-12 15:59
☆ナナママさん
糖尿病って一度罹ると治らないでしょう?コワイ病気ですよね~。
主婦って自分の食べたいものだけを作るって訳にも行かず、また
 残すともったいない精神からつい、、、、、ってことが多く、それを
断ち切るには相当の努力が要りますね。

Commented by kmori3107 at 2009-11-12 16:03
☆himawariさん
よく「今の食生活が9年先の身体に影響する」っていいますが、
9年前の私、、、、、、かなりいい加減な食生活でした><。
そろそろガタが来る頃かと思うとちょっと不安(ーー;)

でも、これからでも遅くないかな?
Commented by kmori3107 at 2009-11-12 16:06
☆mizutamaさん
そうそう!実は私もね「栄養学」を勉強したいと思っているところなんです。(もっと早く目覚めていればよかったな~)
mizutamaさんはこれからの家族のため、私は高齢者の食事を、
お互い目的を持って頑張りましょう!(^^)v